こんにちは。アートディレクターの千葉です。

毎年恒例ですが、年末年始のご挨拶回りの手土産にカレンダーを作っておりまして、今年も新しいカレンダーを製作しました。

当社は本年より、ローダーHTSテントの日本正規代理店として、本格的に販売にチカラを入れ、日本のイベントシーンを変えていく活動をして参ります。

プロダクトを扱う会社として、あるべき姿勢とは何か。
本年のご挨拶には、その姿勢を提示するのがふさわしいのではないかと考えました。

イベントのプロ。屋外大型テントのプロ。

本当のプロは、モノを大事にする。
そのモノが、どのような経緯で紡がれ、どんな人によって磨かれたのか。
そういうところに思いを馳せられるからこそ、モノを大事にできるのではないか、と思います。

一方、イベント事業はゴミの出る事業です。
ローダーHTSテントも例外ではなく、荒天から幕が破れてしまったり、汚れてしまったりします。
そういった幕は今までやむなく廃棄してきました。

モノを大切にするプロ集団として、この廃棄される運命の幕をどうにか再利用できないか、と考え、今回のカレンダー企画となりました。

カレンダーの素材は、ローダーHTSテントのテント幕廃材です。
当社だけでなく、本国ドイツからも取り寄せています。

プリントはシルク印刷。
これもモノを大事にする職人に丁寧に刷ってもらいました。

見た目はちょっとくたびれていますが、一つとして同じ表情のものはありません。
気持ちのこもったカレンダーです。
ぜひお手にとっていただければと思います。