ある社員の独り言

今年の2025年新語・流行語大賞のノミネート30選を眺めていて、ふと気づいたことがあります。
あれ?これ、子どもがいる人ならピンとくるけど、身近に子どもがいない人からすると「なんだこれ?」ってならない?
社内でもリストを見ながら話していると
「エッホエッホ?」「チョコミントよりも…誰???」と首を傾げる声がチラホラ。
一方で、我が家の子どもたちの様子を見ていると
「あ〜これは確かにめちゃくちゃ流行ってたわ…」
と、妙に納得するものばかりでした。
というわけで今回は、ノミネート30選の中から
若者世代・子どもたちの間で話題になった流行語をいくつかゆる〜く解説したいと思います。
「今さら人に聞けないしな…」と気になった方は、ぜひこの機会に一緒にキャッチアップしてみてください。
「エッホエッホ」

エッホエッホは、一生懸命バタバタと走っているときの擬音みたいな言葉です。
元ネタは、海外の写真家が撮ったメンフクロウのヒナが、草むらを全力疾走している写真。
その姿に、日本のSNSユーザーが「エッホエッホ」という文字を乗せて投稿したことから、一気にバズったと言われています。
さらに、動画クリエイター・うじたまいさんが「エッホエッホの豆知識歌」をTikTokに投稿したことで一気にミーム化しました。
我が家でも突然子どもが足踏みしながら「エッホエッホ、〇〇は〇〇って伝えなきゃ〜!」と言って私の横を横切ることがありました…笑。
「チョコミントよりもあ・な・た」

一見ポエムっぽいこのフレーズ。
元ネタは、**『ラブライブ!』の期間限定ユニット「AiScReam」**のデビュー曲「愛♡スクリ〜ム!」のセリフパートです。
「ルビイちゃん!」『はーい』「何が好き?」
『チョコミントよりも、あ・な・た』という、全力で甘い掛け合いの部分がTikTokで切り取られ、口パク動画や“照れチャレンジ”として大流行しました。
「〇〇よりもあ・な・た」と、〇〇の部分を入れ替えて遊ぶネタとしてもよく使われています。
「ビジュイイじゃん」

「ビジュ」は**ビジュアル(見た目)**の略。
もともとアイドルファンの間で「今日ビジュ良すぎ」などと使われていた言葉ですが、ここまで一気に広がった理由は、ボーイズグループM!LKの楽曲「イイじゃん」。
サビに出てくる「今日ビジュイイじゃん」というフレーズがTikTokでバズり
自撮り動画やビフォーアフター動画のBGMとして、多くの投稿に使われました。
子どもたち同士で、突然誰かが「あれ…?」と言うと、「今日ビジュイイじゃん〜盛れててイイじゃん〜♪」て歌い出すことも多々あり…。笑
「ラブブ(LABUBU)」

Kasing Lung(カシン・ルン)が生んだキャラクター「LABUBU(ラブブ)」。
うさぎ耳にギザギザの歯、ちょっと不気味だけど可愛らしいお顔が特徴です。
中国発のデザイナーズトイブランド「POP MART」から展開されており、
K-POPアイドルや海外セレブ、日本の芸能人にも愛用者が多いことから、一気に世界的ブームになりました。
日本でも、カバンにラブブのぬいぐるみをたくさん付けている子をよく見かけるようになりましたね。
一時期はなかなか手に入れることが出来ず、大変でした…。
ほかにも…
・バラエティー番組から生まれた「長袖をください」
・ぬいぐるみと一緒にお出かけ&撮影を楽しむ「ぬい活」
・大阪・関西万博の公式キャラクターとして話題になった「ミャクミャク」
など、子どもたちの会話や持ち物の中に自然と紛れ込んでいるワードが、たくさんノミネートされていました。
子どもたちに流行が届くルートとしては
テレビ・SNS ⇒若者⇒子ども(小学生・未就学児)という形で日常に入り込んでいるのが、今年のノミネートからもよく分かりますね。
さて、今年の大賞は何になるのでしょうか。
発表を楽しみに待ちたいと思います。









