コラム

アンカーのデザイナーが考える【アートとデザイン】とは?

アンカーのデザイナーが考える【アートとデザイン】とは?

制作部 デザインチームの小田です。

主にイベントやDMに関わるポスターやチラシなどの印刷物のデザイン・ロゴブランディングなど、グラフィックデザインを担当しています。

 

わたしは学生時代に美術短大でデザイン少々と主にアートについて勉強していたのですが、わたしにとってはどちらも奥が深く、難しく、面白い世界です。

今回はデザインとアートの違いみたいなテーマなのですが、考えれば考えるほど、果てのない空間に放り出されるような気持ちになります。

 

デザインの定義・アートの定義

デザインの定義は広く多種多様です。

ポスター、広告、書籍とか、建物、家具などの生活デザインとか、見渡せばもうあちらこちらに様々なデザインが見られます。

見やすいように、使いやすいようにするのもデザインだし、

シンプルにしたり、華やかだったりカッコよくみえるようにするのもデザイン。

普段駅や町中で見かける広告や、毎日使う歯ブラシなんかも誰かが作った「デザイン」ですから、とても身近なものに感じますよね。

 

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アートも、範囲が広く定義することはかなり難しいですが、

私の考えるアートのイメージは、どちらかというと作家主体で想いを込めて描いたり作ったり…

問いかけたいテーマを表現するというものでしょうか。(どちらもわたしが語るのは身の程知らずな気がしてきますが、、)

でも「アート」は普段至る所で目にすることのできる「デザイン」と比べて、美術館やギャラリーに行かないと見られないような、敷居が高いイメージがあると思います。

 

アートとは、人の心の中で生まれるもの。

わたしは学生の頃に現代美術の展示の設営ボランティアをしていたのですが、そこで出会ったアーティストの方の言葉が今でも深く心に残っています。

それは「Art in You」というものです。

 

「芸術はあなたの中にある」

 

感動したり、驚いたり、心が動かされたり。作品を見ている人の心の中で生まれるのがアート。

空を見上げて、花を眺めて、「あーきれいだな!」と思うのもアート。

何気なく過ごしている日々にもアートが溢れているんだなーと思うと、なんだか身近に感じませんか?

 

 

そんなこと言ったらどれもこれもアートになってしまうじゃないか…と言われてしまいそうですが、

そういう当たり前のことを別の人の視点で発見できる『装置』みたいなもの、それこそがアーティストが制作している作品なのではないかなと思います。

 

デザイン制作で大切な3つのポイント

アンカーではイベントで使うサインや展示会ブース装飾の他、ノベルティや印刷物など様々なデザインを制作しています。

なので、デザイン制作の際に気をつける事項は何を作るかによって少々変わってきますが、わたしは主にこの3点に重点を置いています。

 

1. 情報に間違いがないこと
…デザインに必要な情報を確認することは勿論、お客様の要望についてもしっかりと理解した上で制作するように心がけています。

 

2. 見やすく、わかりやすくなっていること
…デザインの統一性、アピールしたい優先順位など考えながら動線を作っていくことが大切です。

 

3. 一番伝えたいことは何か理解すること
…誰の為に向けたデザインで、何を目的としたデザインなのかを理解した上で制作することで、お客様にもターゲットにも想いが届くデザインになるかと思っています。

 

…本当は3つに収まらないほど色々考えています!

 

そして要望に応じて、華やかさを足したり、カッコよくしたりしていくわけですが

最後の一工夫に、完成したデザインをみた人が、嬉しくなったり、わくわくしてもらえると良いなと、ほんの少し思いを込めています。

 


 

▼アンカーが制作したデザイン実例はこちら▼

この記事を書いた人

小田 可帆理

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