コラム

年賀状デザイン制作秘話

年賀状デザイン制作秘話

あけましておめでとうございます。

デザイナーの小田です。

2022年最初のコラムは、今年のアンカーの年賀状の制作秘話?エピソード?について書かせていただきます。

 

入社した当初から私の仕事になっている年賀状デザインも今年で3回目になりました。

 

会社の年の初めのご挨拶、アンカーらしさと干支を入れて、届いた人がにっこりしてくれるようなものはなんだろう?

私なんかが担当してよいのか?!といつも思ってしまいます。

つい大袈裟に考えてしまいがちなのですが、「なるべく軽い気持ちで」と暗示をかけて取り掛かります。

 

年賀状の定番、干支のイラストを制作

まずは2022年の干支、寅の絵を練習。

何も考えずザッとトラを描いた後、知ってるようで実はそんなに知らないトラのことを調べながら、写真を参考に色々なタッチでイラストを描いていきます。

「トラは世界的に絶滅が心配されている」とか「トラは9種類いる」とかそんなことも一緒に知識に蓄えつつ寄り道しながら描きます。

少しトラの感じを掴んできたら、また見ないでざざっと描いて、描いて、描きます。その中から、客観的にみて良く感じるタッチのものをチョイス。

 

アンカーらしさをプラス

次はアンカーらしいアイテム。

これは私にはまだ難しく思いつかないので毎年アドバイスをもらうのですが、今年は寅を囲む装飾のイメージで「トラス」に決めました。{トラスの雰囲気はだいたいわかってきたので練習は省略。}

トラスはイベントや展示会の設営ではおなじみの部材、昨年アンカーが自主開催した「Drive Surje」でももちろん沢山使用しました。

私は「Drive surje」ではHPやフライヤー、イメージキャラクターの「スルジェくん」などのグラフィックデザインを担当させて頂き、とても思い出深いイベントになりました。

コロナ禍でもイベントを楽しんでいただけるようなデザインに仕上がったと思います。

 

 

 

年賀状デザインの話に戻りまして…

縦書き、横書きバージョンの「寅」と「トラス」を描いたり、新年の挨拶を入れたりと試行錯誤してレイアウトを決めていきます。

 

ここで便利なのが、アンカーに入社してから使用するようになったiPad用のイラストソフト「プロクリエイト 」。慣れるまで1年以上かかったのですが、一度使い始めると本当に便利で手放せないアイテムです。縦書きで制作してたけど、やっぱり横書きで!というのは手書きのイラストだと難しいのですが、このソフトだと工夫次第で一から描き直ししなくてよいので気持ちが楽です。

 

皆のアイデアが止まらない

そういうわけで、トラスに囲まれた寅と新年の挨拶を描いて完成したものを一度見てもらったのですが、

岩本さん「トラスと寅をかけてる!面白い、いいね!」と言われて初めて気づきました。自然とトラスとトラをかけていたことに…

その後、山崎さん「トラといえば一休さんだよね、一休さん描いてみたら?」と言われ。

一休さんはさすがに想定していなかったので描けるか不安になっていたら

「トンチ(だじゃれ?)が効いてるし!」とか

「トラっす!とか入れたら?!」…と事務所内は盛り上がり…

急遽一休さんを追加することになりました。

 

トンチの効いた年賀状、完成!

そして、一休さんの有名なエピソードトラトラスをかけたトンチの効いた年賀状が完成しました。

自分一人では思いつかない面白い年賀状になったと思います。

「早く行きたければ一人で進め。 遠くまで行きたければ、みんなで進め。」というアフリカのことわざを思い出しました。

ありがたいことに、このキャラクターはノベルティの付箋にも採用してもらいました。

 

最後に、年賀状に入れたかったけどスペースの関係で入れることができなかった言葉で締めさせていただきます。

 

「アンカーはトンチの効いた仕事をします!今年もよろしくお願いします!」

 

▼2021年末はこちらのデザインを担当しました

 

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この記事を書いた人

小田 可帆理

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