コラム

奥深い、記念式典の世界

奥深い、記念式典の世界

こんにちは、札幌営業部 プランニング部リーダー齋藤です。

今回は「記念式典運営」について、業務の特徴など実例を交えてご紹介したいと思います。

 

「記念式典」とは

 

イベント会社が受ける仕事は色々な種類があります。

展示会、講演会、セミナー、説明会、発表会、コンサート、パーティー、飲食イベント、サンプリング、記者会見、記念式典・・・・

正直、種類がありすぎて誰かに「どんな仕事しているの?」と聞かれた時に説明するのが結構、大変です。

(その時によって、やっている仕事が違いますから)

 

 

わたしも奥様のご両親に自分の仕事を説明するときにどう説明したらよいか、かなり悩みました。

「イベント会社。という響きがすでに浮ついた雰囲気を感じさせるのではないか?」

「 地に足が着いた仕事だとわかってもらえるか?」 と。

そんなわたしの悩みを解決してくれたのが記念式典イベントでした。

殆どの方がテレビや新聞でテープカットやくす玉開花を目にしたことがあるだろうから、これは説明しやすい!

何といっても国や公共の団体が行っているものが多く、良い印象を与える!!

勝ち筋が見えた瞬間でした。

 

 

そもそも、「何故、式典をやるのか?」といえば、

言わずもがな「関係者で施設の完成やイベントのスタートを祝うため」であり、「それを知らせるニュースや新聞に載せてもらう素材をつくるため」です。

式典にはいくつかのバリエーションがあり、その特徴も様々なので、

今回のコラムではその特徴を整理したいと思います。

 

 

「記念式典」の特徴

 

 

1.【式典界のスター「くす玉開花」】

華やかに装飾された玉がパカッと割れると、中から「祝 ●●」という垂れ幕とリボン、紙吹雪などがでてくる式典です。

メリットはやはり華やかさだと思います!

開いた瞬間にその祝い事の名称が出てくるその姿はニュースソースとしてのインパクト大です。

実際に玉を割っているのは最も近いひと2名ですが、横にスペースがあれば式典参加者をたくさん並べることができます。

デメリットはリハーサルでうまくいっても、本番で失敗する可能性がある。(開かない、垂れ幕がからまる。など)くす玉を吊るための仕掛けや造作が必要。屋外の場合、風に弱い。といったところでしょうか。

この仕事をしている身としては、「開かない」がこわいので正直、あまりお勧めしないです。

 

 

 

2.【式典界の宴会部長「鏡開き」】

日本酒の酒樽を参加者がU字型に囲み、木づちで蓋を叩きわる、という式典です。「鏡割り」とも言いますが、「割る」という言葉が縁起が悪い、ということで「鏡開き」と呼ぶことが多いそうです。

イベント用の樽は実は上げ底になっていて、満タンにお酒が入っているわけではありません。

海外のゲストの方がとても喜んでくれる式典で、参加者に法被を着てもらうとさらに雰囲気が出ます。

メリットは樽の中の日本酒を飲める=色々な展開が可能だということです。

例えばイベント名入りの枡を作って皆さんにプレゼントし、その枡でお酒を飲んでもらうとさらに盛り上がります。

デメリットは蓋の仕込み方や、叩く人の力加減によって失敗する可能性がある。という点です。

あとは叩く力が強すぎるとお酒が飛び散ったりします(笑)

 

 

 

3.【式典界のスピードキング「テープカット」】

横並びに式典参加者が並び、テープをハサミでカットする式典です。

シンプルではありますがその分、場所や人数にあまり影響されず実施できる、確実性が高い式典です。

メリットはズバリ、失敗の可能性がほぼ、無い!という点で設営もスピーディーです。

デメリットは敢えて他の式典と比較すると少し控えめである。ということでしょうか。

 

 

 

4.【式典界の風雲児「スイッチオン」】

これまでご紹介した古風な式典とは異なり、スイッチを押すことをきっかけに

イルミネーションが点灯したり、演出がスタートしたり又は終わったりとその後の演出が見どころになる式典です。

固いイベントというよりはタレントが来てスイッチオン!イベントスタート!みたいな

この式典をきっかけにイベントの本番がはじまることが多い式典です。

 

 

 

このほかにもオブジェや記念碑の完成を祝う「除幕式」なんていうのもありますね。

 

 

ちなみにですが「くす玉」、「テープカット」、「除幕」、「鏡開き」の4つを1日でやった案件もあります。

 

 

次回、機会があれば一つ一つの式典をもう少し掘り下げてご説明できればと思います!

オリジナルの式典もある弊社のセレモニー実績はコチラ!

https://www.anker.jp/cases/cases3/

 

 

 

この記事を書いた人

齋藤 傑

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